
岐阜県行政書士会 岐阜支部さまの広報誌を、支部の皆さまが自分たちで編集できるCanvaのテンプレートにしました。
以後は広報部の皆さまが中身を入れ替え、印刷代だけで広報誌を発行できる形です。
この記事では、次の3点をご紹介します。
- 外注していた広報誌を、支部の中で作れる形にした方法
- 生成AIと手直しでテンプレートを作り、費用を抑えられた理由
- 広報部の皆さまが実際に編集・発行した結果とお声
導入前は、広報誌の制作を毎年外注していた
岐阜支部さまは、会員向けの広報誌「ぎょうせい・ぎふ支部」を発行しています。これまでは制作を印刷会社などに外注しており、毎年まとまった制作費がかかっていました。
今回目指したのは、この広報誌を支部の中で作れるようにする内製化です。

とはいえ、冊子のデザインを一から組むには専用のソフトと技術が要ります。広報部の皆さまが毎年ゼロから作るのは、現実的な方法とは言えません。
そこで、デザインは最初に作り込んでおき、毎年の作業を「文章と写真の入れ替え」だけにする方法を選びました。
デザインは生成AIで7〜8割を固め、私たちの手直しで完成
テンプレートのデザインとレイアウトは、まず生成AIで全体の7〜8割を固めました。使ったのは、Anthropic社のAIである「Claude Code」と「Claude Design」です。
AIが生成したデザインを私たちが確認し、細部を手直しして完成させています。

Claude Codeは、私たちが毎日の業務でAIエージェントとして使っている道具。資料作りやアイデア出し、システム開発、請求書などの帳票作成、Webサイトの記事更新、動画編集まで、あらゆる業務で活用しています。

外注費の約3分の1で納品し、以後は印刷代だけで発行できる
テンプレートの制作費は、これまで毎年かかっていた外注費の約3分の1に収まりました。
デザインの大部分を生成AIで組み上げ、人の手は仕上げの手直しに絞れたため、制作の手間を大きく減らせたからです。
テンプレートは一度作れば翌年以降も使い続けられるので、それ以後にかかるのは印刷代だけ。編集に使うCanvaも、無料プランのままで問題なく使えます。
説明会とマニュアルを用意し、広報部の皆さまが発行まで
テンプレートをお渡しするだけで終わらせず、広報部の皆さまが使いこなせるよう、Canvaの操作説明会と編集マニュアルを用意しました。
そのうえで、文章と写真の入れ替えから印刷の手配までを広報部の皆さまが手作業で行い、2026年8月に新しい号を発行されました。

私たちが納品したのは、広報部の皆さまが自分たちの手で仕上げられるテンプレートです。本文ページも、テンプレートの枠に文章を流し込む形で組まれています。

「今までより安く作れるようになった」とのお声
発行後、支部長からは「今までよりも安く作れるようになり、ありがたい」とのお声をいただきました。
広報部長からは「自分でテンプレートを編集するのは最初は大変だったが、説明会とマニュアルのおかげで何とか作ることができた」とのお話も。
手作業の編集には慣れが要るからこそ、使い始めの支えまで用意することが内製化を定着させる鍵になります。
外注している制作物の内製化は、ご相談ください
デザインの大部分をAIで作って私たちが仕上げ、毎号の中身の入れ替えは広報部の皆さまが担う。今回は、この分担で外注していた広報誌を内製化しました。
広報誌に限らず、会報やチラシ、社内報のように「デザインは同じで、中身だけが毎回変わる」制作物なら、同じ考え方を応用できます。
私たちは、こうした業務に合わせたAI活用の仕組みづくりを、AI活用支援サービスとして法人・個人事業主を問わずご提供しています。この会社ホームページも、私たち自身がAIを使って制作・運用しているものです。
「毎年外注しているあの冊子、自分たちで作れないかな」——そんなご相談からで大丈夫です。まずはお気軽にお問い合わせください。
